パークタワー品川天王洲アイルのマンションレビュー・考察

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こんにちは、ゆとりのゆきのマンションブログです
今日は、品川区のウォーターフロントにそびえる高級タワーマンション、「パークタワー品川天王洲アイル」をご紹介します!
都会の利便性と水辺の静けさ、両方を手に入れられる贅沢な物件です。
また、資産性の安定感があるのではないと思っています。供給過多になりにくい立地であり、再開発が進む品川駅周辺の将来性も追い風です。築年数が進んでも底堅い需要があり、売却時の安心感があるのではないでしょうか。
物件概要・基本データ
- 所在地:東京都品川区東品川2丁目1-2他(地番)
- 交通:東京臨海高速鉄道「天王洲アイル」駅 徒歩4分/東京モノレール羽田「天王洲アイル」駅 徒歩4分
- 総戸数:275戸(他店舗1区画)
- 構造・階数:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上34階建
- 2025年9月までに売買契約締結済みの方:2027年9月下旬入居予定
- 2025年10月以降に売買契約締結をする方:2028年4月下旬入居予定
駅徒歩4分の好立地
「パークタワー品川天王洲アイル」は、りんかい線・東京モノレール「天王洲アイル」駅から徒歩4分という駅至近の立地にあります。このアクセスの良さは、通勤やお出かけに非常に便利です。また、羽田空港へのアクセスも良好で、出張や旅行にも便利な立地です。
眺望と水辺の景観
本物件は、四方を運河に囲まれた「水辺とアートの街」に位置しています。高層階からは、東京湾や天王洲アイルの美しい景観を一望できます。また、全居室にバルコニー側の窓を配置し、採光や風通しにも配慮されています。これにより、明るく開放感のある住空間が実現されています。
共用施設と設備
共用施設も充実しており、フィットネスルームやキッズルーム、ラウンジスペース、パーティルーム、スタディコーナーなど、多彩な施設が整っています。
また、天王洲といえば、運河沿いに広がる水辺空間とTYハーバー・ブルワリーが象徴的存在です。都内屈指の人気レストラン&ブルワリーのすぐ隣に住むということは、休日に水辺でクラフトビールを片手にリゾート気分を味わえるということ。
「観光やデートで訪れるスポットが、自分の日常の風景になる」ーーこれは他の都心タワマンにはないライフスタイル上の付加価値ではないでしょうか。
そして、パークタワー品川 天王洲アイルは、国内を代表するデベロッパーである 三菱地所レジデンスと三井不動産レジデンシャルの共同開発によって生まれました。
単独でも信頼性のある両社がタッグを組むことで、マンションそのものの完成度はもちろん、「資産としての安心感」がさらに高まっています。特に中古市場での評価は、このブランド背景が効いてくる可能性もあります!
周辺環境・天王洲アイルの歴史
そもそも天王洲アイルに住むことを検討した人は少ないかもしれませんが、天王洲アイルとはどのようなエリアなのでしょうか。
天王洲は、もともと江戸時代に防潮・防衛を目的に埋め立てられた土地です。「洲(す)」という地名が示す通り、東京湾に突き出した砂洲や干潟をベースに人工的につくられました。
昭和期に入ると倉庫や工場地帯として利用され、1970~80年代までは港湾労働や物流拠点の色合いが強いエリアでした。住む場所というよりは「働く港湾」だったのです。
1990年代に入り、都心回帰の動きとともに東京都やデベロッパーが「臨海副都心」計画を推進。その一環で天王洲も再開発されました。
当初のコンセプトは「水辺のシティリゾート」。運河に囲まれた独特の立地を活かし、オフィス・ホテル・文化施設が整備され、倉庫群はリノベーションされてアートやレストランの空間へと転換されました。
この段階でようやく「住む街」としての下地が生まれます。
2000年代に入ると、天王洲周辺に高層マンションが建設され始めます。
「品川駅徒歩圏×水辺の景観」という組み合わせは希少で、湾岸タワマンとは異なる落ち着きと余白を持っているのが特徴です。
結果的に、職住近接を求める層や、空港アクセスを重視する層から支持を集め、今に至ります。
今日の天王洲アイルは、
- 物流拠点からアート・カルチャー拠点への転換
- 大規模再開発エリア(品川駅周辺、高輪ゲートウェイ)との近接性
- 運河沿いのカフェやイベントによる都市型水辺空間
といった特徴を持つ街へと成熟しました
天王洲アイルは、湾岸のように大量供給が続くエリアではありません。そのため、品川駅の再開発や羽田空港需要の拡大に後押しされて、安定的に評価される可能性が高いです。
歴史的に「倉庫地帯 → 文化拠点 → 住宅地」と進化してきた流れを考えれば、今後も“静かな都市の水辺”という独自のポジションを維持する可能性が大きいと思われます。
購入に向けた考察
次に、こちらの物件の購入に向けた考察を行っていきます。
とても魅力的な物件なのですが、個人的な購入者目線では、坪単価が800万円程度となっているため、なかなか手が出しづらいというのも正直なところです。
気になる価格ですが、11階~15階の南西向きファミリー3LDKで、2億円弱ということでした。
11F~15F | – | 南西 | 3LDK | 77.29平米 | 19049万円台(予定) |
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/708928
なかなかの価格ですね。。
世帯年収が2,000万円のアラサー会社員にとって、配偶者の育児休暇可能性などを考慮に入れると、ローンは年収の6倍には抑えたいところ。そうすると、上限は1.2億となってくるので、本物件の1.6億円程度という部屋については、ハードルが高いですね。
すでに売却益があり頭金を充当できる場合や、世帯年収が3000万円を超えてくる超パワーカップル(医師×医師、パイロット×高級サラリーマンとか?)でないと難しいのではないでしょうか。
しかし、それでも第1期ではかなり人気だったということで高倍率がついているようです。
都内にはまだまだ裕福な方々も多くいるということですね・・・・
とはいえ、購入できる資金力のある人にとっては、物件の間取りもよく眺望も期待でき、運河沿いの落ち着いた住環境を実現できるのではないかと思いますので、とても魅力的なマンションだなと感じています!
以上です。本日もありがとうございました!